もみほぐしは、どういった順序で行っていけばいいのでしょう?
だいたい、最初に教えられるのは、足から頭にかけて、または頭から足にかけて・・。
ではないですか??
私も最初はそうでした。私の場合は頭からスタートでした。
けど、何故?っていつも疑問を抱いていたので、同僚と議論を繰り返したこともあります。
で、結果は?
当時、施術業を始めたばかりの私たちには、はっきりいって良くわかりませんでした。
今、10,000人以上のほぐし施術を経て思うのは、頭からでも足からでもなく、手先・足先からです。
どういう根拠かといいますと、人間の筋肉は肩や腰等の、いわゆる体幹よりも手先・足先の方が柔らかく緩みやすいからです。
例えば、肩がこっている人に対して、肩から施術を始めても、なかなか緊張は緩みません。肩の先は腕や手になりますが、結局は肩~腕~手は何らかの繋がりがあると考えられるので、まずは手先から緩めることが先決だと思いませんか?
実際、極度の肩こりのお客様に検証した結果、手先からの施術をした方が楽に肩の施術をできた結果があります。
また、腰の疲れのお客様には、いきなり腰を施術するよりも、足先から腰にかけて施術した方がスムーズに腰の施術を行え、緊張緩和を素早く行うことができました。
このように、もみほぐし施術は、どういった順序・流れでやるのが良いかという答えに対して、たいがいの場合、私としては手先・足先からということを念頭に置いておくことをお勧めします。
一度、あなたご自身で検証してみてください。
面白い結果を感じていただけると思います。
さあ、正しい知識と技術をもって、さらに上達して指名客・顧客を増やしましょう!
お客様もセラピスト自身も安全・安心・リラックスできる雰囲気作りを目指しましょう!