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良い姿勢こそがアンチエイジングの根源!

 老化とは、死に向かう過程で起こる様々な体の変化であり、事実、その変化を食い止めることは現実的に不可能であり、常時進行している。しかし、その変化のスピードを緩めたり、見た目の状態を実年齢よりも若く見せることは可能であるのではないかと思う。

 我々、人間の体は自律神経やホルモンバランスによって、生まれながらにして無意識に生命活動を最適な状態に保とうとしています。これを恒常性の維持と言いますが、正しい姿勢でいることは、いわば体の状態をニュートラルに保つことであり、その恒常性維持の力を最大限に発揮できるものであろう。さらには筋肉や内臓等への負担も最も小さく抑えられ、結果的に若々しさを保てたり、肩コリや腰痛等の症状も予防できるものだと考えられます。

 

 しかし、私たち人間は日常生活において自ら姿勢を悪くし、それらを阻害している可能性があります。それに気付き、改善を試みることによって次に挙げるような様々なメリットがあります。まずはそのメリットをご説明致します。決して大げさな表現ではなく、正しく実践すれば効果は現れるものだと考えられます。たかが姿勢、されど姿勢。しっかり認識して着実に取り掛かりましょう。

姿勢でカエル、カワル。若ガエル。~みらいへの特別な20日間~

アンチエイジング効果

 ①見た目が美しい

 背中が丸いと実際の年齢よりも年老いて見えたり、やる気がなさそうに見えます。そして腰が前に出ている姿勢でいると、実際に腹が出ていなくても出ているように見えます。これらは逆に言い換えることもできます。背中が丸くなければ実際の年齢よりも若く見えたり、やる気があるように見えます。腰を正しい位置にすれば、実際に少々腹が出ている人でも出ていないように見えます。

 次の写真はそれぞれを比較したものです。同じ人物でも雰囲気がガラッと変わります。(真ん中 : 正しい姿勢、両端 : 悪い姿勢)

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②血液や神経の流れの効率が良い

 血液は全身に栄養や老廃物等を運び、神経は筋肉や内臓を機能させるための重要な役割を担います。当然、できるだけ流れを阻害されずにスムーズな方が効率は良くなります。正しい姿勢は、それを実現させるために役立つ体の状態と言えます。

 血管が圧迫されて流れが阻害されれば、栄養を運ぶことや老廃物除去に支障をきたし、たるみ等の老化に繋がります。

 神経の流れが阻害されると、筋肉の柔軟性や内蔵機能が低下したりして全体のバランスが崩れてしまいます。そうなると、やはり老化に繋がると考えられます。

 

③内臓の位置を正し、機能効率を上げる 

 例えば大腸で考えてみましょう。大腸は腹部にあり、栄養吸収や排便などの重要な役割を担っており、やはり正しい位置にあることが理想だと言えます。通常、正しい姿勢でいれば大腸も正しい位置にあることができますが、腰が前に出ている姿勢になれば骨盤が開き、腹部内のスペースが広くなります。そうすると大腸や、それに付随して他の内臓も重力によって下がることになります。

 

■他にも嬉しいメリットがいっぱい 

④頭が冴える 

 ご存知の通り、我々人間は肺で呼吸を行い酸素を取り込んでいます。呼吸時に、肺を最大限に膨らませることができれば酸素をより多く取り込めますが、逆に肺を膨らませることに制限がかかればどうでしょう。取り込める酸素の量は減ってしまいます。さらにその酸素は、首の骨の隙間を通っている血管に乗って脳に運ばれるのですが、姿勢状態によって、その血流が阻害されてしまいます。

 これら、肺の膨らみや脳への血流を効率の良いものにさせることが頭の冴え・集中力アップに繋がります。それを実現するため、最も根本的に必要なのが正しい姿勢なのです。

言い換えてしまえば、正しい姿勢でいるだけで脳や体全体に多くの酸素を送り込むことができるのです。

 

⑤体が楽になる 

 人体骨模型をご覧になられたことはあるでしょうか。模型のメーカーにもよるので一概には言えませんが、あの骨の姿勢で、その周囲に筋肉や内臓等がある状態が最もニュートラルで理想的です。模型で考えてみると当たり前のことですが、体のバランスが前後左右に片寄れば、本来そのまま倒れてしまいます。人間の場合、バランスを崩しても倒れずに立っていられるのは筋肉等で支えているためです。

 姿勢が悪いということはバランスが悪いということです。それがわずかなものであったとしても、常に筋肉等に負担がかかっており、積もり積もっているわけです。

 正しい姿勢は体のバランスが良い状態であり、これらを事前に回避できる可能性に大いに期待できる素晴らしいものです。姿勢療法といってしまっても過言ではありません。

  

⑥気持ちが明るくポジティブになる 

 気持ちが落ちているときは背中が丸まることがあります。もし、気持ちは正常であったとしても背中が丸いと、何となく気持ちの落ち込みにつながってしまいます。これらを逆に考えれば、気持ちが明るいときは背中がシャキッとなりますし、もし、気持ちが落ちていても背中をシャキッとすれば、何となく気持ちが明るくなることがあります。

 個人差はあると思いますが、少なからず姿勢と気持ちには関連性があるようです。

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 実際のアンケート結果がありますのでご覧下さい。

 

「姿勢と気持ちのアンケート」

平成23年実施 10代後半~80代前半の男女206名対象

(一般社団法人日本姿勢教育協会 姿勢教育指導士資格認定講座テキスト 2015年版より引用)

  • 背中を丸めて前向きに考える・・不自然または、どちらかといえば不自然に思う 96%
  • 背中を丸めて幸せな気持ちになる・・不自然または、どちらかといえば不自然に思う 85%(自然だと思うと答えた人は0%)
  • 背中をシャキッとして後ろ向きに考える・・不自然または、どちらかといえば不自然に思う 82%
  • 背中をシャキッとして不幸な気持ちになる・・不自然または、どちらかといえば不自然に思う 87%

 

認知症の予防 

 悪い姿勢での歩行は、正しい姿勢での歩行に比べて歩幅が減少または、無理な歩行になります。歩幅が減少すれば認知症になるリスクが上昇するとされています。

 

 東京都健康長寿医療センター研究所によると、歩幅がどんどん狭くなる群は、歩幅が広いままで保たれる群より認知症の発症リスクが2.8倍高くなる傾向にあることがわかり、歩行速度で重要なのは、歩くテンポより歩幅だとしています。(週間朝日 2017年4月7日号より一部抜粋)

 

⑧ダイエットの効率性アップ 

 正しい姿勢で内臓、血液や神経等を良い状態に保つことによって、栄養素の消化・吸収・排泄等の生理機能が正常に働くと考えられます。それにより、ダイエット効果アップを期待できます。もし、正しい姿勢に無関心でダイエットに励んでいる方は、残念ながら無駄または効率の悪い努力だと言えます。

 

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以下、良い姿勢の定義です。

一度実践してみて下さい。普段の姿勢が悪い人ほど困難かと思いますが、かといって諦めないで下さい。慣れていけば楽に良い姿勢を保つことができるようになるでしょう。

 

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 我々、施術を業とする者は指名客や固定客を常に増やし維持していかなければなりません。そのために、もみほぐしやリラクゼーションマッサージ施術の腕を上げ上手くなることも大切ですが、いろんな知識を持って的確なアドバイスすることも時には必要なのではないでしょうか。

 

 「技術・知識・愛嬌」で、競合に負けないよう一緒に頑張っていきましょう!

 

<引用文献>

☆姿勢関連の指導やセルフケア実用書

姿勢でカエル、カワル。若ガエル。