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「姿勢指導」の新常識。原点に学ぶ。

姿勢は大切。姿勢の見直しが必要。背筋を伸ばして。背中が丸くならないように。。

アゴを引いて。胸を張って。お尻を上げて。。

 

これらの、ややこしく面倒な動作が一挙に解決できる姿勢指導の新常識のお話。

 

いろんな言葉で姿勢を正そうとする。

私も姿勢指導に携わる者で、ややこしい言葉で姿勢指導を行なっている一人であることは否めない。

 

最近は整体の枠から飛び抜けて、リハビリの業に携わっている。

特に高齢者相手に指導を行うことが多いわけだが、今までの中年層相手の指導とは違って特に難しい。というのは、体のどこかしらに痛みがあったり、指示が上手く伝わなかったりする。

一般的に考えても、姿勢の指導は簡単ではないのに、高齢者相手となるとなおさらだ。

 

最初は諦めかけていたが、最近は超シンプルに姿勢指導するようにしている。

 

「お腹を凹めて首の後ろを伸ばしましょう!」

 

基本的にそれだけ。

 

もうちょっと説明を加えると、「息を吐きながらお腹を凹めて、首に後ろ側を伸ばしましょう。膨らんだ風船の真ん中を握ると、その分上に伸びる様子をイメージしてください。」だ。

 

やることは簡単なことであるが、実際にはなかなか難しい。腹の力がない人には困難。

だからこそ腹の筋トレも兼ねているから、できるだけやってみる方が良い。

できない人もとにかく意識を持って、できる範囲で少しでも実践することで腹の力が付き、体が安定していくものだ。

 

この方法に名付けるならば「のびーる体操」「伸び歩き」「前を向いて上に伸びよう」的なニュアンス。

 

そう、座る時も立つ時も歩くときも、いつでも意識してやってみることができる。超シンプルで効果に期待できるもの。脊柱管狭窄症や腰椎ヘルニア、腰椎圧迫骨折後の腰痛などでお困りの方々が安心して行えるもの。但し、体のどこかによっぽどの痛みがある場合や現れたときは即時中止して下さい。

 

姿勢が良くなってスタイルアップやダイエットだけではなく、痛みの改善・予防にも繋がる夢のような嘘のような内容ですが、ためしてみる価値は大ありです。

 

やり方をもう一度、「お腹を凹めて、首に後ろ側を伸ばしましょう。膨らんだ風船の真ん中を握ると、その分上に伸びる様子をイメージしてください。」

実践する頻度は決まっていません。気づいてときはいつでも。無理のない範囲で適当に行う。3ヶ月ほど意識していると、やがて気にしなくても自然とできるようになります。そうなれば勝ちですね。

 

どうでしょう。さあ、今すぐ実践して簡単さや効果を実感したら、次はあなたが周りの大切な人に教えてあげましょう。

 

時間もお金もかかりません。ただ意識を持って、ほんの少し頑張りをプラスするだけ。

 

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楽曲:SHISEI HERO(姿勢ヒーロー)
https://youtu.be/aHGzoIJzvKY
動画より画像抜粋


 

 

 

 

「アソビ」の向こうに「シン」がある

 施術において、押圧にしてもストレッチにしても、必ず考えなければならないことの一つに「アソビ」がある。「アソビ」とは、皮膚のたるみであったり筋肉や靭帯の柔軟性であったりするわけだが、その「アソビ」を越えてしまわない限り、押圧やストレッチを効果的にさせることは困難だ。

 

 例えると、車のアクセルやブレーキだ。車に乗ったことがない人は自転車のブレーキでも良い例だ。ブレーキを踏む又は握ったとき、いきなりブレーキが効くだろうか?おそらくそうではなく、最初に少なからずの余裕な段階があるはずだ。それが「アソビ」だ。

 

 ところで何故、「アソビ」とカタカナで書いているのかが気になるところであろう。その理由は、意味がいろいろあり、今回の記事はあらゆるシーンに当てはまるからだ。インターネットで調べてみると下記のように、いくつかの意味が紹介されている。 

 

■遊ぶこと

■物事にゆとりを持たせること

■機械などで急激な力の及ぶのを防ぐため部品の結合にゆとりをもたすこと。

 

 これらの「アソビ」はそれだけでは完結しない。ゆとりに関しては、もちろんのこと、ゆとりだけでは何の進展もなく、ただの休眠状態だ。一般的によくイメージされそうな「遊び」(お喋り、デート、ドライブ、ジャレ合い等)に関してはどうだろう。何となくそれだけで十分で完結しているようだ。しかし、その先を目指したい人はそこで満足してはいけないだろう。一緒に仕事をスムーズに進めていきたい相手や、結婚したい相手である場合、「遊び」を越えて真面目な状況が少なからず必要だろう。どんな状況であろうと、「遊びなくして真面目なし」と言ってしまっても過言ではなさそうに思うのは私だけであろうか。皆様も、今一度、いろんな経験やこの先に起こり得る出来事を基にイメージしてみて欲しい。

 

 このように、「アソビ」はシンプルで何気ないことではあるが、真の目的を達成するためになくてはならない部分であるのかもしれない。

 

 よって、施術においての押圧やストレッチも「アソビ」が必要であると考えるのが自然である。

 

 

体操の目的って何??驚くべき体操の新効果!

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    体を動かすことは健康生活を維持する上でとても重要。けど、ただ単にいつもと同じような動きばかりしていては、ちょっと勿体ない。もちろん、いつも通りの動きをいつも通り行うことも良いこと。

 

    ちょっとここで新しい考え方を持ってみませんか?

 

    体操を行う上で最も大切なこと、それは言うまでもなく「姿勢」です。体の姿勢が悪いままで行う体操はむしろ体を傷めてしまう可能性があるので、姿勢を考えない体操はやめておく方が無難かと思います。姿勢に関しては当ブログでも記事を掲載しておりますが、姿勢の定義を理解しても、なかなか実践できないのが多くの方の悩みです。今までの体の姿勢を変えることはとても困難なことです。良い姿勢は体や気持ちもスッキリ良い方向に変えるための手段ではありますが、姿勢を変えることは最初がとても辛い。

    慣れた楽な姿勢を崩して、わざわざ辛い姿勢に変えたくない!それが人間の“当たり前”ですよね。

 

    ここで、一つ考え方を増やしてみましょう。

 

  “姿勢を変えることが辛い”、“今までの姿勢から変えなければならないのが勇気や準備がいるから面倒”といった、ちょっとした固定概念がありませんか?

    

    今までの決まりきった体操をちょっと変えてみませんか?

具体的な体操方法は今回の記事では書きませんが、考え方としては、自分ができないような難しい動きにチャレンジしてみましょう。

例えば、右手で丸を描きながら左で四角を描く。右足かかとと左足つま先を同時に上げてみる。などなど。

 

    それが何の意味をなすの?そりゃ疑問ですよね。答えは、自分の体の動きの制限をリセットすることです。

できないと思っていた動きをやってみることで、固定概念的な意識を振り払い、リセットするのです。

そうすることで、体の姿勢を見直すことにも抵抗が少なくなり楽に変えていけると思うます。

 

    体操の目的は健康生活の維持ではありますが、普段と違った体操を取り入れることで、根本的に最も重要な姿勢見直しにも繋がり、さらに普段の体操の効率があがります。

 

    是非、今一度、普段の体操方法を見直してみてはいかがでしょう。

 

    姿勢に関しては当ブログの別ページにありますので、すみませんが探してみて下さい⤴︎

こちらの書籍もおススメです。

姿勢でカエル、カワル。若ガエル。~みらいへの特別な20日間~

もみほぐし施術は大変! いかに効率良く楽に稼ぐかが大事!

 もみほぐし、リラクゼーションマッサージのセラピストの皆さま、日頃の業務お疲れ様です。立て続けの施術、休みなしの出勤の日々で、お客様を楽にさせる反面、ご自身の身体にガタはきていませんか?だいぶお疲れではないですか?

 

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    「もみほぐし、リラクゼーションマッサージの仕事が好きでずっとやっていきたい。けど疲れた。」と思う人、とても共感します。

    がむしゃらに頑張っていても体がもたなく疲れが溜まりっ放しでは長続きしません。もみほぐし、リラクゼーションマッサージの仕事は大変で、とても疲れが溜まります。少しでも楽に効率良く稼ぐことができたら疲れも最小限、体も気持ちも楽で嬉しいですよね?

    そんなうまい話なんてない!と思われるかもしれませんが、あります。では、もみほぐし、リラクゼーションマッサージ施術で楽に効率良く、疲れが溜まりにくく稼ぐ方法をお話しましょう。まず結論から言います。 

ほぐし問答~その悩み、ズバッ!と解決~: 10,000人以上の接客・施術を経てようやく気付いたその"アタリマエ" (むげんぶっくす)

 

    “ 指名を増やす ”  “指名料を上げる”

簡単なことではありませんが、私が実践して指名率70%以上の成果を上げた方法をご紹介します。

 

    まず、指名の取り方について一から自分で考える時間は無駄です。もし今あなたが、もみほぐし、リラクゼーションマッサージ、整体の施術で指名が取れなくて悩んでいる!指名を増やしたい!のであれば、このブログに書いてあることをしっかり理解して実践して下さい。そうすることで、楽に効率良く稼ぐことに繋がります。
 

 指名が取れなくてモヤモヤと切ない気持ちはとても良く分かります。私も最初の3年間くらいは全然でした。先輩に勝てないのは仕方ないと思っていましたが、新入りの全くの素人にも指名数を抜かれたときは何ともまあ情けなかったことか。とても悔しくて、本当にどうしたら良いのか分かりませんでした。

 

 指名を増やしたい!その一心で分からないなりに自分で考えたり、指名の多いスタッフから学んだりで、いろいろ試行錯誤した結果、最終的に店舗内トップの指名数(月50人以上)を獲得できるようになりました。その店を辞めたあともいくつかの店でお世話になりましたが、全ての店で指名数70%を達成しています。私はそこまでに3年以上の歳月を要しましたが、今このブログを読んでいるあなたは、そんな無駄な時間を使わず、もっとスピーディに達成して下さい。

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 さて、では具体的なお話に移ります。

指名が取れない人、指名が増えない人は、まずこれが原因と考えられます。

 

■施術の最低限をできていない。


指名を増やしたいなら、これは当たり前のことですよね。まずはしっかり研修を受けて練習を重ねましょう。施術のやり方をしっかり自分のものにすることで、自然と体が動き、無駄に疲れが溜まるのを防げるともいえます。

 

■しゃべり過ぎ


コミュニケーションをとることは大切です。しかし、お客様が望む以上のお喋りは、お客様の意思に反して不愉快な気持ちにさせてしまいます。なんとかして指名とりたい!増やしたい!その気持ちはよく分かりますが、空気を読んで適当に話を区切りましょう。

 

■持っている知識をひけらかす


一見、良さそうですね。持っている知識を使ってお客様に説明することは、とても良いことです。では何がダメなのか。お客様も意外と色んな知識を持っておられる場合があります。そんな人に対して自分の知識を、自分勝手に出すことは、お客様は「何も知らないだろう」と、ある意味バカにしているように受け止められてもおかしくはありません。我々、整体やリラクゼーションマッサージ、もみほぐしを行う者は医者ではありません。お客様から時に”先生”と呼ばれることもありますが、決してうぬぼれてはいけません。知識はお客様に求められたときにサラッと出すことが理想です。指名を増やしたいがための努力であっても知識の出し過ぎには要注意です。適所適所で出せるように頭の引き出しに整理しておきましよう。

 

■お客様の希望に沿えていない


これは勉強熱心な術者(セラピスト)にありがちな失敗です。例えば、リラクゼーションマッサージ、もみほぐし店のお客様が「肩だけが辛いから、肩だけをやってくれ」と言われた時、素人なら本当に肩ばかり施術するでしょう。しかし、ベテランや勉強熱心な人は、肩コリは肩だけが原因ではないからと、疲れを訴えられていない他の箇所まで念入りに頑張ってしまいます。時間が十分にあれば良いとは思いますが、それでもしっかり説明して理解してもらった上でやることがマナーではないでしょうか。まず考えてみて下さい。お客様は限られた時間枠を買い取って、施術を受けに来られています。まずはそのお客様の希望を第一に考えて進めるべきではないでしょうか?お客様は「肩コリを治してくれ」とは言っていません。楽にして欲しいのです。ただ疲れを癒してほしい場合が多いです。そもそも限られた時間枠で肩コリを治せるのであれば、あなたの好きにすれば良いと思いますが、そうでないのであれば考えを改めた方が指名を増やすことに繋がるはずです。

 

■熱意が足りない


最低限の施術ができるからと言って、お客様に言われるがまま黙って黙々と施術しているようではいけません。”楽にしてやるぞ!”と熱意をしっかりアピールしましょう。そのためにはコミュニケーションや施術等の知識も必要になります。もちろん素人は最初の頃、熱意はあっても足りないものは多々あるでしょう。分からないことは適当に答えず「分かりません。調べておきます!」とはっきり意思を伝えましょう。それが素人なりの熱意なのではないでしょうか。

 

お客様とマッチしたコミュニケーションは指名を増やすことに直結すると言って良いほど大切なことです。

コミュニケーションさえしっかりできれば、お客様は心を開き、いつでも要望を言いやすくなるものです。

また、要望にしっかり応えるため勉強を進めていけば、それはあなた自身の向上にも繋がりますし、施術や接客の幅が広がり、さらなる指名を増やすことに繋がります。

 

■笑顔

 

やっぱり笑顔が大切☆

 

 以上、簡潔にまとめた内容です。ちょっと自分に当てはまることがあれば見直してみて下さい。きっと何かが変わってくると思いますよ☆また、ご自身でも色んな店に施術を受けに行ってみると良いでしょう。色んなスタッフに出会い、良いところや悪いところが見えてきます。それがまた自身の気付きになります。

 

 

 

  さあ、正しい知識と技術をもって、さらに上達して指名客・顧客を増やしましょう!

 

    お客様もセラピスト自身も安全・安心・リラックスできる雰囲気作りを目指しましょう!

 

 

    指名が増えれば効率良く施術に入れ、しかも指名料がもらえます。しかも毎回知らないお客様を施術するよりも常連さんの方が気が楽ではありませんか?!(気は楽ではない・・)

それは、あなた自身の疲れ防止に役立ちます。

ほぐし問答~その悩み、ズバッ!と解決~: 10,000人以上の接客・施術を経てようやく気付いたその"アタリマエ" (むげんぶっくす)

腰痛=揉む?! ちょっと待った!!

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 もしあなたのお客様が腰痛で悩んでいたとしたら、あなたには何ができますか?

もみほぐす、さする、ストレッチをかける、気を送る・・

いろんな手段が思い浮かびますね。上記のような施術関連も時には必要ですが、それだけではダメだということを常に意識しましょう。

 

[腰痛の大まかな種類] を3つに分けてみてみましょう。

①単に前かがみの姿勢が多かったり、重い荷物を運んで筋肉疲労の結果の腰痛

 これについては、もみほぐしやリラクゼーションマッサージ、ストレッチ等で対応できる範囲です。

②日常の姿勢の悪さや、小さな疲れの蓄積により、ふとしたキッカケで起こる腰痛(ギックリ腰)

 ギックリ腰は、筋肉疲労の蓄積により限界に達した筋肉が炎症を起こしてしまった状態だと言えます。なので、そこに直接施術を加えることはとても危険です。例を挙げると、腕を壁にぶつけて腫れあがって痛いところを揉んで治そうとしますか?一度腫れあがってしまうとすぐには治まらないですよね。結局は自然治癒することを待つしか方法はありません。ではギックリ腰は施術も何もできずに黙ってみておけばいいのか?!という声が聞こえてきそうですが、そうではありません。腰に痛みが出れば、日常の動作において腰を無意識に固定させようとし、とても不自然な動きになります。それを脚や背中等でカバーしようとして、脚や背中等が疲れてきます。なので、そういった場所に対して施術を行えば良いのです。

 ただ、注意点としては、ギックリ腰のような急性の腰痛は本人もとても敏感になっていて、ベッドに寝転ばすだけでも、ましてや脚に触れる、動かすだけでも腰に響く場合がありますので、かなり慎重に対応するように心がけて下さい。

③脊柱間狭窄症や腰椎ヘルニアによる腰痛

 これらについては、基本的に簡単に考えない方が無難です。触れた場所や触れ方によっては痛みが悪化する可能性があります。

運動指導をするにしてもなかなか難しい症状で、けっして適当なことを言えません。

私が唯一、安全安心で理にかなった改善策としてお腹や腰周りの筋肉を鍛えることです。腹横筋といって腹、腰周りをグルリと囲っている筋肉が強くなれば天然の腰コルセットとして腰骨を支え、症状改善のキッカケになるのではないかと信じております。

 その腹横筋の鍛え方として、最も安全なのが腹式呼吸です。女性には特に難しいようですので根気よく指導しましょう。ロングブレスダイエットという方法がちょうど合いそうなので下に紹介しておきます。

 

美木良介のロングブレスダイエット 健康ブレスプログラム 腰痛、肩こり、足のむくみは私におまかせください!

 

 指名を増やすために、もみほぐしやリラクゼーションマッサージ施術が上手くなることも大切ですが、お客様の症状を見極めて的確な処置やアドバイスをできるようになるこもはもっと大切なのかもしれません。

 

  さあ、正しい知識と技術をもって、さらに上達して指名客・顧客を増やしましょう!

 

お客様もセラピスト自身も安全・安心・リラックスできる雰囲気作りを目指しましょう!

 

「”分からない事”が分からない」それけっこう危険ですよ!

はちべえ

「ああ、分からない分からない!おれはどうすれば良い?」

 

もんどう

「何が分からないんだ、はちべえ?」

 

はちべえ

「それが分かれば苦労しないよ!」

 

いっかく

「ところで、はちべえ。こないだ、もんどうに聞いたのだが、明確な疑問もあるんだろ?そっちに関しては解決に向かっているのか?」

 

はちべえ

「明確な疑問は一つずつ解決していってるよ。けど、その先にまた新たな疑問が   生まれてくるんだ。何からどうやって考えていけばいいものかサッパリだ!」

 

もんどう

「これはまずいな。はちべえがこのまま全部の疑問を解決していけば、おれは本当に抜かされるかもしれないな・・。いっかくも油断せず頑張っていこうぞ。」

 

いっかく「ああ、そうだな。かなりのプレッシャーだな。」

 

 

原因①目標を持って取り組もうとしていない

対策:

 何事でもそうですが、向かうところがなければ迷うこともないと思います。何のためにこの業界で働いているのか。人の役に立ちたい、お金を稼ぎたい、独立したいなど何でも良いと思います。もし理由が全く思いつかないのであれば、目標設定を考えるよりも転職を考える方が効率的かもしれません。

 

 何のためにやっているのか分からないと言うのはお客様に対してとても失礼なことであり、しかも体に触れる特殊な業種であるのでケガをさせたり状態を悪化させる恐れがあります。お客様の支払う料金や費やす時間はとても大切なものです。決して無意味なものにさせてはいけません。

原因②目標を持って取り組んでも結果を確認できていない

対策:

 いくら目標に向かって取り組んでいても、その成果を知らなければ次のステップに繋がりません。お客様やその他周囲の人に感想を聞き、良かった点や見直すべき点を整理し作り上げていくことが大切です。その中で小さな目標を一つずつ達成し、また新たな目標が生まれ、次第にオリジナリティーのある施術や接客スタイルが確立されていきます。

原因③目標はあるが真剣に取り組めていない

対策:

 体調や気持ちの不安定によって必ずしも真剣に取り組めるときばかりではないとは思います。それは仕方がないことだと考えたくはありませんが、やむを得ない場合もあるでしょう。しかし、そう言った理由意外で真剣に取り組めないとなれば目標を再認識する必要があります。どんな些細な目標であっても、それを施術や接客に関連付けていくことができれば、取組み方も変わってくるものだと思います。

原因④何を目標にすればいいのか分からない

対策:

 まず大雑把にでも目標があることが前提とし、意見を聞いたり練習等の努力はもちろん必要なことですが、実際にご自身が施術を受けて体感することも重要なことです。お客の立場になって施術を受けると、良い点や悪い点を実感することができます。それぞれの施術時に、指?手根?前腕?どの部分を使って施術しているのだろう。術者はどの方向に立ってどんなふうに施術しているのだろう。など、様々なことを考えます。また、施術のみならず接客の方法や店内の雰囲気等にも何かを感じるかもしれません。

 

 もし、あらゆる質問を術者に直接聞けたり見たりできる環境でしたら、より確かなものを持ち帰ることができます。いずれにせよ、何かしら持ち帰ったものはそれで終わりではなく必ず分析して自分のものにできるようにしましょう。すぐに実践できるものばかりではないと思うので記録を残しておくことを強くおススメします。

 

 このように目標を見失ってしまったときは、がむしゃらに研修を受けたり本を読んだりするだけではなく、ちょっと休憩を兼ねて自身が施術を受けてみるのも一つの解決策です。小さな行動の繰り返しの中で、目標はきっと生まれてくるはずです。

 

 

  さあ、正しい知識と技術をもって、さらに上達して指名客・顧客を増やしましょう!

 

お客様もセラピスト自身も安全・安心・リラックスできる雰囲気作りを目指しましょう!

 

 

<引用文献>

☆疑問解決の問答形式にまとめた実用書

ほぐし問答~その悩み、ズバッ!と解決~

 

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疑問の数が多ければ多いほど、解決したときに得るものは大きい。

はちべえ

「おれなんか疑問だらけだ・・。もうダメだ・・。」

 

もんどう

「はちべえ・・。大丈夫か? けど、はちべえよ、疑問があるってことは真剣に取り組んでいるってことだぞ。ちなみにそれは明確な疑問なのか?」

 

はちべい

「ああ、明確なものもあれば、何か分からねえがモヤモヤしているものもあるよ。一体おれはどうすればいいんだ。」

 

もんどう

「なるほど、しっかり整理して地道に解決していこうではないか。おれにできることは協力するから一緒に頑張っていこうぞ。きっと解決できるさ。疑問の数が多ければ多いほど、解決したときに得るものは大きいぞ。おれもお前に抜かされないよう頑張らなくては!では原因と解決策を具体的に考えていこう。」

  

原因①解決しようとしていない

対策:

 施術の専門家である自覚と向上心を持ち、お客様の気持ちを考えて取り組めば意味のある疑問はそう簡単に尽きません。それは一人ひとりのお客様に関わる中で日々生まれるもので、そのつど解決に向けて進めなければなりません。容易なことではなく、多くの時間や労力を使う必要があるかもしれません。なので、面倒くさい気持ちが優先し、疑問解決を先延ばしにすればするほど溜まり溜まって、それこそ疑問解決への道が狭くなります。たとえ面倒くさくても、すぐにやる努力が必要です。

 解決の方法はいろいろ考えられますが、周囲の術者に聞いたりスクールやセミナーで習ったり、独自で書籍やインターネットで調べることが一般的かもしれません。ただし、インターネットはご存知の通り、あらゆる情報が流れているため必ずしも正しいものかどうか分かりません。特に、人に危害を与えてしまう可能性が大いにある業種ですので、全ての情報を真に受けず、実際に使用する前に一度吟味するようにしてみて下さい。

 ある程度の展望が見えてきたら、施術に関することであればお客様にこっそり確認がてら聞いてみると良いです。数人のお客様の反応を基に、さらに新たな疑問に変わる可能性もありますが、それはそれでありがたいことです。もし今、膨大な数の疑問があるとすれば気が遠くなるかもしれませんが、心配しなくても大丈夫です。それは永遠ではありません。一つずつ確実に疑問を解決していけば、次第にその数は減ってくるはずです。疑問の数が多ければ多いほど大変なことですが、向上のチャンスであり、達成感に満たされるチャンスです。

原因②疑問が漠然としていて整理できない

 

 対策:

 疑問が漠然としていて自分ではどうにも分からないときは、同業者や友達、身内、お客様等に施術を受けてもらって意見をもらえば問題点が見つかります。しかし、できることであれば疑問は明確に持ちたいものです。そのために、解決すべきことや発見等の忘れてはいけないことを日常からノート等に記録しておくことを強くおススメします。まだ実践していない術者は将来に備えて今、この文章を読み終えた時点から早速開始して下さい。

 この業種に限ったことではありませんが、いろいろ覚えて自身がどんどん向上していく時期はとても楽しくやりがいを感じられるものです。そんな時期はどんなことが起きても周りから指摘されても適切に対処できてさらなる自信に繋げていけます。しかし、そんな時期がずっと続くわけではありません。やがてスランプに陥り、何をすればいいのか分からなく路頭に迷うときが来るはずです。それは、あらゆる経験や情報が頭の中を彷徨い、全くどうすれば良いのか分からない感じです。そんなときに記録があればとても励みになり、スランプ脱出への近道となります。私自身はノートに記録を書いていて、施術業十年目の今でも行っています。近年はスマフォが普及して手軽に動画撮影もできるので、細かな手の動きや体勢等を動画で記録しておけば、なお分かりやすく良い方法だと思います。

 一つ一つの記録は将来的に大きな宝となり助けられます。どんな些細なことでも残していきましょう。

 

 

  さあ、正しい知識と技術をもって、さらに上達して指名客・顧客を増やしましょう!

 

お客様もセラピスト自身も安全・安心・リラックスできる雰囲気作りを目指しましょう!

 

<引用文献>

☆疑問解決の問答形式にまとめた実用書

ほぐし問答~その悩み、ズバッ!と解決~

 

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お客様がイライラしている・・!その衝撃の理由。

もんどう

「こないだ、いっかくが施術したお客様、やけにイラついてなかったか?何かあったのか?」

 

いっかく

「ああ、あのお客様か。来店したときから態度が悪く、そっけなかった。なんて感じの悪いお客様だと思ったぞ。案の定、施術中も帰りのときも態度は悪いまま。さすがにわしもイラっとしたわい。もちろん、同じように威嚇するような態度で返してやったわい。そうでなければ図に乗りおるわい。」

 

もんどう

「と言うことは、しっかりとコミュニケーションもとれないまま流れ作業的に対応したわけか。それではダメだ。少しでもお客様の気持ちを考えたか?状況に応じてお前が変化しなければならなかったんだよ。」

 

いっかく

「なにを~。どういう意味だ?説明してもらおうではないか!」

 

原因①迎える姿勢がみえない

対策 : 

 まず、ご自身が極度に肩こりや腰痛を感じている場合をイメージしてみてください。何とかして欲しい、今すぐ楽にして欲しい。と言った気持ちは少なからずありますよね。

ラクゼーションマッサージ(ほぐし)の店はそんな方々が期待を持って来店されます。術者はそんな方々の期待に最大限に応えなければなりません。ときには、来店早々イラついた雰囲気をお持ちで口調も態度も怖い感じの方もいらっしゃいます。しかし慌てないで決して逆にイラついたりせず穏やかに対応することが重要です。しっかりと話を聞き、理解して対応してあげると、途中から落ち着きを取り戻されて笑顔がちらつくこともあります。

 

 そういった最初の対応によってその後の施術の効果が決まってきますので、これもまた業務の一つと言えます。お客様も術者も共にイライラしていてはまともな施術は成り立たないので、よく考えて行動したいものです。

 

 しかしながら、連絡なしに遅れて来て反省の意がなかったり、頻繁に無断キャンセルする、他のお客様に迷惑をかけるような言動をしたりと業務を妨害しているものだと判断できる場合は、残念ながらお客様と考えることはできませんので、この限りではありません。お客様なのか、そうでないのか、慎重に判断し対応することも重要なことです。

原因②対応が雑

対策 : 

 お客様の誘導や疲れの状況確認等、お客様目線で考えて対応できてますか?

例えば下記のようなことはありませんか?

ほぐし問答~その悩み、ズバッ!と解決~: 10,000人以上の接客・施術を経てようやく気付いたその"アタリマエ" (むげんぶっくす)

・低い場所に座っているお客様に術者は立った状態で対応

・来店時にしっかり受け入れの挨拶をしない、見送りをしっかりしない

・流れ作業的な対応、施術中に黙って離れる

・ぼそぼそと話す

・笑顔がない

・話をしっかり聞かない、または返答をしっかりしない

 

 これらのようなことはお客様に不信感を与えることに繋がり、好ましくはありません。

ただ稀に、それでもお客様に好かれて指名される術者もいますので一概には言えません。

 結局は術者の人柄も関係するので、術者に合ったスタイルを築くことも大切なことかと思います。とは言えお客様のことをしっかり考えて最高の施術に結び付けようとするのであれば、やはり上記のような対応はおススメできません。しっかりとお互いに気持ち良い対応を心がけましょう。

原因③コミュニケーションがとれていない

対策 : 

 お客様は基本的に体の疲れや不調を何とかしてほしいという思いで、施術を受けるために来店されることが一般的ではないでしょうか。なので、望まれていないのに術者が一方的に話を続けたり、関心を持たれていないようなことをクドクドと説明を続けるのは良くありませんが、最低限のコミュニケーションをとることは最重要です。

 最低限とはどんなものでしょう。それは、お互いにいつでも容易に話かけることができる状況を作りあげるためのものです。術者からはいつでも話しかけることは容易だとしても、お客様から術者に話しかけることは容易でしょうか?

お客様はうつ伏せで周囲が見えず、仰向きでは目元にタオル等をかけられてやはり周囲が見えません。そして比較的、静かな空間であり、さらに他のお客様もいたとすれば、よっぽどでないとお客様自身から声を発するなどできないように思います。

なので最低限のコミュニケーションで、術者はお客様に「いつでも聞いてますよ」的な態度を示しておく必要があります。お互いの気持ちの伝え合いが上手くいけば、効率の良い施術に繋がります。

原因④施術が合ってない

対策 : 

 もちろん施術の方法は多くの選択肢があれば理想的ですが、押圧と揉捏の2種類でも十分に変化させてお客様に合ったものを作り出せます。押圧の持続時間や、揉捏のスピード、持続圧をメインにするのか揉捏をメインにするのか、強さの調整等で様々な施術パターンが生まれます。万が一、施術のやり方が合わないと言われた場合でもすぐに諦めずに、持っている技術の引き出しを最大限に開き、パターンを作り出すことにチャレンジしてみることで新たな発見があるかもしれません。

ほぐし問答~その悩み、ズバッ!と解決~: 10,000人以上の接客・施術を経てようやく気付いたその"アタリマエ" (むげんぶっくす)

 施術が合わないと言われたり思われたりすることは術者にとって大変、衝撃的なことです。しかし考えようによってはチャンスではないでしょうか。やり慣れた施術法の他に新たな方法を生み出し、さらなる可能性を広げることができるかもしれないですし、普段から新たな方法を模索している術者は、言い方が悪いですが試してみることもできます。許容範囲と思われる範囲でいろいろ提案し実践してみればどうでしょう。それでも残念ながらダメだとすれば、根本的に力不足かもしれないので勉強が必要です。さらに、これらに併せて最も基本的なことも今一度、思い出して下さい。コリをとらえることはできていますか? 施術フォームは大丈夫ですか?

 

 いずれにせよ、全体的に見直すための良い機会であり向上のチャンスです。お客様と合わなかったから仕方がないと片付けることだけは絶対にいけません。次に担当するときは必ず満足させてやろうという意気込みに変えて、何をするべきか考えて行動に移すことが新たな前進です。

 

 

  さあ、正しい知識と技術をもって、さらに上達して指名客・顧客を増やしましょう!

 

お客様もセラピスト自身も安全・安心・リラックスできる雰囲気作りを目指しましょう!

 

<引用文献>

☆疑問解決の問答形式にまとめた実用書

ほぐし問答~その悩み、ズバッ!と解決~

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精一杯施術してもお客様の落ち着きがない理由

いっかく

「そんなことあるのか?わしはそんなお客様に出会ったことがないぞ。」

 

もんどう

「あるさ。はっきり分かるような落ち着きのなさだけではなく、ほんの少しの動   きに注意してみたことはあるかな?意外にお客様は小さなサインを出していることがあるんだよ。」

 

いっかく

「ほほお。小さなサインとな。例えばどんなサインじゃ?」

 

もんどう

「そうだなあ。わずかに顔を浮かせているであったり、脚を浮かせたり、変に背中や首に力が入っていたり。なかなか自分から言い出しにくいお客様もいるから、そういった少しの動きをできる限り見逃さずに、なんのサインなのかを考えて対策を練ることが必要なんだよ。ただ単に少し体勢を変えたいだけという場合もあるが、もしかしたら施術を受ける上で重大なトラブルがお客様に起きている可能性もあるからね。」

 

いっかく

「そんなもの、はっきり言えば良いではないか。我々は施術に専念するわけだから、そんなことに気を配ってられないぞ。」

 

もんどう

「いっかく、おまえみたいにはっきり物を言えるやつは良いんだが、そんなお客様ばかりではないぞ?少し考えてみてくれ。お客様はうつ伏せになって周りが見えない、または仰向けでも顔にタオルが被さっていれば周りが見えない。そして、ほぐしリラクゼーションマッサージって、だいたい静かな雰囲気の店が多いだろ。お客様からすれば周りの状況が分からない、しかも静かなので声を出すと周りに聞こえる。となれば、けっこう勇気がいると思わないか?」

 

いっかく

「なるほどのお。わしみたいなお客様ばかりではないのか。よし、次からそういうお客様の気持ちも考えながら施術してみるとしよう。」

 

 

原因①顔等が痛い

対策 : 

顔枕や胸枕の位置によって顔周りや首周りに窮屈感などを感じる場合は少なくありません。顔枕と胸枕の距離が近すぎると喉あたりが圧迫され息が苦しくなったり、遠すぎると首が後ろに曲がり、やはり苦しくなります。これらの状況はお客様の苦痛のみならず術者が施術をやりにくいと言ったデメリットもあります。一度、術者自身で試してみて、お客様が来られるときにはベストな状態を作ってあげましょう。それでも人それぞれ体に合った距離がありますので、そのつど確認して調整しましょう。

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 また、顔枕と胸枕の距離が適正であってもお客様の顔の位置によってやはり苦しくなる場合があります。上過ぎず下過ぎずの場所に顔をつけてもらうよう誘導することも大切です。

 そして、上記のように気を付けても改善されない場合は、枕自体の問題の可能性があります。顔枕と胸枕の高さはどうですか?今までの経験的に、両者は同じくらいの硬さで同じくらいの高さであることが理想です。

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 さらに重要なことですが、顔枕の縫い目はどこにありますか?もし顔が当たる場所にあるとすれば、それは顔をピンポイントで圧迫してしまうので理想的ではありません。

 

 これら全てが問題ないのであれば、あと考えられることは顔枕に敷いているものに原因があるかもしれません。タオルであったり紙であったりガーゼであったり、敷くものは様々ですが、それらの質によって微妙な当たりがあり、顔を痛くさせてしまうことがありますので慎重に選びたいものです。何を敷いても改善されない場合は何も敷かないことも一つの手段です。

 いずれにせよ、お客様が顔を浮かせていたりモゾモゾさせているときは一度、状況を聞いてみることが必要です。上記を参考に必要に応じて対処しましょう。

原因②膝が痛い

対策 : 

うつ伏せになっていると膝の前側の皿の部分が圧迫されます。そもそも、その状態は好ましいものではないので最初から足首のところにクッションやタオル等を置き、下腿を少し浮かせておくことが理想ですが、そうでない場合は施術中のお客様の脚の動きに注意しましょう。もし途中で脚の位置を変えるような動きがあれば、すかさず聞いてみて膝が痛いとなれば下腿を浮かせる対処をしましょう。

それでもダメな場合はやむを得ず体勢を横向きか仰向けに変更することも一つの手段です。

 

 お客様が脚を動かしたりせず我慢していたとすれば、圧迫回避のため少しでも膝を浮かそうとし太ももをメインに緊張が増します。そうなるとリラックスどころでないことは容易に想定できますし、施術効果の激減や、楽になりたいがための来店であるのに逆に疲れさせてしまうことにも繋がります。

 

 もし膝が痛い状態を我慢されたまま長時間にわたって膝の圧迫を持続したとすれば、お客様の日常生活に影響するほどに至る可能性もあることを認識し、しっかりと確認、対処をするようにしましょう。

原因③暑い

対策 : お客様はベッドにじっと寝ているので、術者が思う以上に気温に敏感です。顔を浮かすや脚の位置を変える等は、暑いので少しでも冷たい場所に体を移動させたいという気持ちの表れかもしれません。お客様に聞いてみて、暑いと言われれば部屋の温度調整、タオルを一部だけにかける、ホットマットを敷いている場合は温度を下げたり電源を切ることで対処しましょう。

原因④息がしにくい

対策 : 

うつ伏せのときは、枕の位置や、お客様の顔の位置、また敷いているタオル等の位置によって呼吸が困難になることは容易に想定できます。仰向けのときは圧迫するものがないように思えるので、さほど気にしないこともありますが、顔の目元にタオルをかける場合、鼻や口をふさいでしまってませんか?タオルは通気性が良いから大丈夫だろうと思うこともできそうで、実際に顔全体にかけても問題がないお客様もいらっしゃいますが、中にはそうでないお客様も多くいらっしゃいます。特に、施術に夢中になってタオルが突っ張ってしまうことがありますが、さすがにそれは呼吸が苦しくなります。常にタオルの突っ張りはなく、緩みのある状態を保ちましょう。

とは言え、最初から目元だけにかけるか、何もかけないことが最善の策です。

原因⑤その他気持ちの不安定(流れの乱れ)

対策 : 

お客様の気持ちになって接客や施術はできていますか?

顔が痛いや、暑い等の物理的なことが原因であれば仕方ないとも言えますが、もし接客や施術がおろそかで、それによりお客様を不愉快にさせているのであれば重大な失敗です。

お客様の態度が最初より悪化している様子がうかがえたとしたら、術者自身の接客や施術を今一度考えてみて下さい。お客様は施術を受けに来ているとは言え、施術は単体では成立せず、リラックス状態で行うことが前提であることを再認識し、いつでも両者共にコミュニケーションをとりやすい状況を作り上げ、お客様の気持ちを十分に考えて臨むようにしましょう。

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  さあ、正しい知識と技術をもって、さらに上達して指名客・顧客を増やしましょう!

 

お客様もセラピスト自身も安全・安心・リラックスできる雰囲気作りを目指しましょう!

 

<引用文献>

☆疑問解決の問答形式にまとめた実用書

ほぐし問答~その悩み、ズバッ!と解決~

施術のスペースが狭い!これじゃ思うように施術できない!

はちべえ

「あるよねー。うちの店はとにかくベッド数が多くてベッド周りがとても狭い。こないだもまた壁を蹴りながら施術してたら穴があいちゃった・・。ああ、弁償しなくちゃ。」

 

いっかく

「そんなこと仕方ないだろう。狭いものはどうしようもないわ。」

 

はちべえ

「いやあ、やっぱりおらがやったことだから反省してるよ。」

 

もんどう

「うん、たしかにベッド周りが狭いというのは大きな問題点だな。できれば何とか余裕なスペースを確保したいところだけど、そう簡単にはいかないことも多いよね。ちょっと具体的に原因をみていこうか」

 

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原因①部屋が狭い

対策 : 

部屋が狭くて術者の立ちスペースを確保できない。

なんていう場面もあります。店舗であれば改善の余地があるかもしれませんが、宿泊施設や個人宅の場合はどうしても融通が利かないことが多いと思います。

そのような場合は、お客様をまたぐ感じでベッドに乗ってしまうのが効率的です。

ただ、そうすることによってベッド方向への垂直圧はかけやすくなりますが、腰や肩など側方や頭方から圧をかけるのができません。それらに関しては狭いベッドサイドに降りるしか仕方がありません。でも諦めることはありません。肩の頭方からの圧や腰等で側方からの圧は、前腕の肘寄りの部分を使ってかけることができます。また腰や背中は立ってる側と反対側のラインを施術すれば効率良くなります。

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 しかしながら、やはりできる限り十分な立ちスペースを確保することが理想的です。

そうでないと無理な体勢での施術になったり、はたまたそれがお客様の体に悪影響を及ぼす危険もあり得ます。そして思っているような施術ができなかったり思っている部分がどうしてもしっかり施術できないという事が起こり、結果的にお客様にとって不利益をもたらることも考えられます。

 

原因②ベッドの位置が悪い

対策 : 

特にビジネスホテルや旅館の洋室で多い事例ですが、ベッドの位置が壁に密着していたり、ベッドの頭側に棚や壁がある場合はとても深刻です。

お客様をまたぐ感じで施術できる範囲は問題ないのですが、頭側には入り込めないため肩の施術が困難極まりありません。その他、横の壁側にも入り込めないときも腰等の施術が困難です。このような場合は、施術を始めるまえに準備が必要です。一般的に良くないことではありますが、まずお客様に寝てもらう際に、頭と脚を反対になってもらいます。すなわち、枕側に脚、脚側に頭です。そして、できるだけ横の壁から遠い位置に寝てもらいます。よっぽど特殊なベッドや部屋でない限り、これらの対策によってある程度は問題解決できます。

 

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  さあ、正しい知識と技術をもって、さらに上達して指名客・顧客を増やしましょう!

 

お客様もセラピスト自身も安全・安心・リラックスできる雰囲気作りを目指しましょう!

 

<引用文献>

☆疑問解決の問答形式にまとめた実用書

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