肩コリ腰痛、原因はこれだ![保存版]
肩コリや腰痛の原因として大きく占めるのが ” 姿勢 ” だと言えます。
姿勢を見直すため、あらゆる努力をしているあなた!とても素晴らしいことです!
しかし、その努力をあっけなく消し去ってしまう恐ろしいことが日常生活の中に多く存在します・・。
次に挙げる内容をしっかり把握して、自分に当てはまることがあれば、できるだけ改善することをおススメします。
姿勢でカエル、カワル。若ガエル。~みらいへの特別な20日間~
- 足裏(靴)縦のセンターラインが地面を這うように歩く
[理由] 足裏(靴)の外や内への重心の片寄りは、体全体のバランスの片寄りになり、正しい姿勢の保持ができなくなります。
- 脚組みをしない(左右交互にしてもダメ)
[理由] 骨盤が後ろに倒れ込み、腰や背中の骨が丸くならざるを得なくなります。
- 腕組みをしない
[理由] ほぼ確実に背中の骨が丸くなります。
- 地べたに座る時、あぐらや、お姉さん座りは控える(正座がベスト)
[理由] バランスが崩れたり、背中の骨の丸さに繋がります。
- 財布等をポケットに入れない、ポシェット等をズボンに引っ掛けない
[理由] 重みや異物感は本人が気にしていなくても、体にとってストレスになってしまい、無意識にバランスが崩れます。
- テレビやパソコンモニターは、できる限り目線の正面にくるように配置する、または自身の足下から首まで全体を向けるようにする
[理由] 上半身だけや首だけを極端に上下左右に向けた状態で長時間いることは、体にとって大きな負担となり、関節の可動性減少やコリに繋がります。
- 文字を書くとき、紙は斜めにならず、真っ直ぐになるように置いて書く
[理由] 斜めになってしまうということは、その分、肩が前に出ていたり体を捻っていることが考えられますので好ましくありません。
- 柔らかいソファー等に長時間座らない
[理由] お尻が沈み込み、骨盤が後ろに倒れて腰の骨や背中の骨が丸くなることを間逃れることはできません。
- 立っているときや座っているときの重心は極力片寄りがないようにする
[理由] 片側に重心をかけ続けると体全体のバランスが片寄ってしまいます。
- 荷物を手や肩に持つときは適度に左右交互にする
[理由] 同じ方ばかりで持ち続けると体全体のバランスが片寄ってしまいます。
- 体が沈み込むくらいの柔らかい布団で長時間寝ない
[理由] 例えば仰向きで寝る場合、体で最も重い部分である骨盤あたりが大きく沈み込んでしまい、結果として骨盤が後ろに倒れて腰の骨や背中の骨が丸くなることを間逃れることはできません。柔らかいソファーに座っているときと似たような状態になります。
- 首が前にオジギしてしまう程の高さの枕は避ける(目線が天井の真正面にくる程度が理想)
[理由] 高すぎると首の骨が前に巻き込んで丸くなります。それは首の骨の本来のカーブが逆になってしまうことであり、ヘルニアや筋肉緊張の原因になってしまいます。
- マッサージチェア等で長時間寝てしまわない
[理由] マッサージチェアに限ったことではありませんが、チェアに座ったまま寝てしまうと背中全体の骨のカーブが悪くなりがちです。
- 食事の際は、左右バランス良く噛むように心がける
[理由] 噛む動作もやはり筋肉の動きで行われます。同じ方ばかりで噛むと、そちらの筋肉ばかりに負担が集中してしまい、結果的に首や肩等の筋肉にまで連鎖的に影響が出る可能性があります。
いかがですか?
けっこう難しいですよね?私は、意識的にだいたいクリアしていますが、字を書くときに紙が斜めになる、噛む時に右に片寄ってしまうの2つがいまだにやってしまうことが多くあります。だから時々肩コリがでるのかもしれません。
脚組みや、片脚重心立ちはほぼ完全にやめたせいか、姿勢を気にしているせいか長年悩んでいた慢性腰痛はなくなりました。
さあ、ちょっと気が遠くなるようなことですが、少しずつ見直して肩コリ、腰痛のないもっと楽しい明日を、一緒に目指しましょう!
我々、施術を業とする者は指名客や固定客を常に増やし維持していかなければなりません。そのために、もみほぐしやリラクゼーションマッサージ施術の腕を上げ上手くなることも大切ですが、いろんな知識を持って的確なアドバイスすることも時には必要なのではないでしょうか。
「技術・知識・愛嬌」で、競合に負けないよう一緒に頑張っていきましょう!
<引用文献>
☆姿勢関連の指導やセルフケア実用書