嫁が「ふくらはぎが痛い」と言い始め、放置した結果が怖い。
ある日、嫁が「ふくらはぎが痛い。押したり伸ばしたりすると痛い」と言い出した。
ちょうどマラソンに明け暮れていた時期だったので僕は、筋肉痛だろうと軽く話していた。しかし、次第にふくらはぎが腫れて少し太くなっているではないか・・。しかも痛がり方が普通じゃない。
まさか、リンパ浮腫??リンパ浮腫になったら脚が想像以上に太くなる事例を知っていた僕は正直焦った。夜更けでもう寝る時間だったが思い切って救急で病院に行くことにした。
病院に着くと、当直の先生が診てくれた。血液検査でdダイマーという成分の数値が高く、血栓症の可能性があると言われ、急遽、翌日に専門医に受診の予約をとった。
やはり、血栓症(詳しくは下肢深部静脈血栓症)といわれる疾患で、処置をせずに放っておくと血栓(血のかたまり)が剥がれて血液中に乗り、最悪なケースでは肺に詰まり呼吸困難になってしまう肺塞栓症を起こしうるという。本人はケロっとしていたが、私は正直とても心配で心配で毎日が不安だった。
しばらく通院し、処方された薬を飲み半年以上はかかっただろうか。無事に血栓はなくなり治療は終了した。今回のケースで感じたことは、血栓症になっている可能性を示唆する症状は以下の通りです。このような症状があれば血栓症を疑ってみる方が良いかも知れません。実際はもっといろいろあるのかもしれないが、あくまで嫁のときの実体験より。
■反対のふくらはぎと比べて太くなっている(けっこう微妙な差です)。
■ある特定の範囲を押すと痛がる
■ストレッチすると痛がる
■スネの骨周辺のツヤが増している←これけっこう重要です(左右で比べてみてください)。
とにかく、いつもと違う症状で不安を感じたら、手遅れになる前に、まずは医師の受診をおススメします。
血栓症という病気は悪化すると血栓が肺に詰まって危険な状態になる可能性があります。
原因は運動不足が主に挙げられるようですが、嫁はランニングもするし自転車も乗り回す活発な人です。運動不足は考えにくいと感じました。他に考えられる原因に、脱水があります。脱水症状によって血液中の水分が減り、急激に血液がかたまり血栓と化す可能性もあるようです。そして後は妊娠中の血液循環不良が挙げられます。
嫁はおそらく後者2つかと思います。嫁は当時、妊娠中で、夏の炎天下の中、自転車で汗だくになって買い物に出かけたらしいです。症状が現れたのもちょうどその晩からでした。
皆様、いつもお仕事や家事・育児等お疲れ様です。
いろいろ解決が難しい悩みや考え事をお持ちの方は、なおさらお疲れ様です。
気持ち的にスッキリしないときも、できれば体だけでもしっかりリフレッシュさせてあげてくださいね。簡単にストレッチするだけでも、お風呂につかるだけでもOKです。
体が休まると、わずかでも気持ちも落ち着くと思います。
私事ですが、普段、お客様の施術をしていて、足下は別に疲れていないと言うお客様はまあまあ多いのですが、実際に触れてみると疲れが溜まっている傾向にあることが多いです。そしてお客様自身も、意外に疲れていたことに気付かれます。ふくらはぎは第二の心臓と言うように大切な場所です。それは、血液循環に大きな役割を果たしているからです。なので、日頃からのケアの意識は大切です。
疲れを感じていなくても、たまには揉んでやったり湯につかったりしてケアしてあげて下さいね。入浴や運動等で汗をかいたら、しっかり水分補給も忘れないで下さい。それは心身のケア、またとても怖い血栓症の予防にもなります。
ちょっとした気付きとケアで大きなトラブルを予防し、日々の充実した生活を満喫下さい☆
セット販売と単品販売があるので、お手軽に購入できるところも良いですね
(イメージ画像)
我々、施術を業とする者は指名客や固定客を常に増やし維持していかなければなりません。そのために、もみほぐしやリラクゼーションマッサージ施術の腕を上げ上手くなることも大切ですが、いろんな知識を持って的確なアドバイスすることも時には必要なのではないでしょうか。
「技術・知識・愛嬌」で、競合に負けないよう一緒に頑張っていきましょう!