本気で「運動」するなら意識改革が最重要
我流で運動している人は今すぐやめて運動教室やリハビリ特化型のデイサービス等を探すことに、まずは尽力しましょう。
見出しから厳しいようですが、決して厳しいわけではなく、せっかく運動するなら安全に効率よく行って欲しいと思うからこその発言ですので、どうかご容赦ください。
「とりあえず肩を上げてみたり、肩を回す運動をしている」「毎日歩いている」「職場までの通勤で歩くからそれが運動になっている」
よく耳にする話です。一聞、まあ良いことだと思う方もいらっしゃるとは思いますが、この話だけで安堵してしまえば、それはとても危険なことです。
運動と一言で言っても色々なものがあります。物体の移動、物事を達成するための活動、体を鍛えるための動作‥。
ここでは体を鍛えるための動作に着目したいと思いますが、その他全てに共通することがあります。そこがお伝えしたい今回の重要事項なのです。
共通すること、それは進行の流れと言いましょうか、物事の道理と言いましょうか伝え方が困難ですが、例えるならこういったことです。物体が移動するには移動するスペースが必要です。何らかの阻害がないことが条件になります。物事を達成するためにも何らかの阻害があっては困難極まりありません。
体を鍛えることの同じです。体の動作は例え腕等の一部を動かすだけであっても意外に全体的な連動が必要です。一部しか動かさないから適当にではいけません。
体の形をニュートラルな状態にしてから、あらゆる動作を行なうことが重要です。それはまさに姿勢です。これに関しては前回書いている内容(下記参照)をご覧いただければ幸いです。
その他、運動のあとの体のケア。やってますか?
これもかなり重要です。ケアをするかしないかで疲れの残り具合や、運動成果の効率性が変化します。ちょっとした散歩であっても、必ず何らかのケアを行なうよう心がけましょう。